皆様におかれましては、日々、惹なくお過ごしのこととお慶び申し上げます。
ホームページ更新に当たり、ご挨拶を申し上げます。
まず、私こと、前理事長の退任に伴い、令和2年4月より理事長に就任致しました。
今後とも、どうか宜しくお願い致します。
社会福祉法人『寛寿会』は昭和58(1983)年9月に設立、今年で39年を迎え、ようとしておりますが、その間、様々な出来事や変化がありました。
そうした日々の移ろいの中で、当時から変わらないものがあります。
それは、特別養護老人ホーム『海南荘』の開設記念として、植樹された桜の樹で、 現在も佐世保港の入口を見守るように佇んでいます。
当初は細く頼りなかった苗木が、今では枝ぶりの良い大きな樹へと成長し、毎年春に沢山の花を咲かせ、特養のご入所者様やそのご家族様、デイサービスのご利用者様の目を楽しませてくれています。
面会に見えたご家族様と満開の桜のもと、一緒に写真を撮る姿が見受けられましたが、新型コロナ感染防止の為、ここ2~3年はご家族様の面会が制限されて、寂しい思いをされておられますが、そんな状況の中でも、今年も同じ会話が交わされます。
「桜はまだ咲かない?」「早く咲かないかね。待ち遠しいねぇ~」
何の変哲もない、一本の桜の老木に込められた思い・・・それは冬の寒さに耐えたからこそ、桜は美しく咲き、人々に感動を与えるのです。
『満開の桜背にする 母のいて』
昨今の介護分野は、厳しい状況下にありますが、役職員が一丸となり、希望を捨てず、出来る事から始めて行けば、必ず乗り越えられると信じています。
どうかこれからも、寛寿会へのご理解とご支援を頂きます様、宜しくお願い申し上げます。
令和4年5月 吉日
社会福祉法人 寛寿会
理事長 土井添 寛史
日頃より、特別養護老人ホーム海南荘の運営にあたりましては、ご利用者様をはじめ、ご家族様、地域の皆様方、多くの方々から温かいご支援とご協力をいただき、心より御礼と感謝を申し上げます。
令和三年七月一日より、社会福祉法人寛寿会 特別養護老人ホーム海南荘施設長に就任致しました森本直樹と申します。
私自身は平成11年に海南荘デイサービスに介護職員として入職し、7年間勤務してさせて頂きました。その後、小規模多機能ホーム管理者・居宅介護支援事業所の管理者の経験を経て、令和2年6月、再び特別養護老人ホームの副施設長として再入職させて頂きました。
まだまだ未熟者でございますが、一日も早く皆様に信頼頂けるよう精進してまいります。
さて一昨年来、新型コロナウイルス感染症が国内でも猛威を振るい、今もなお、社会・経済に甚大な被害をもたらしている中、当施設といたしましても、面会制限や取引業社等の出入り制限、職員の感染予防徹底と、施設内感染を起こさないための努力をさせていただいております。
ご利用者様・ご家族様におかれましては、大変なご不便と淋しい思いをされていることと思いますが、何卒ご理解とご協力のほど、お願い申し上げます。
結びになりますが、この先海南荘はご利用者へ『より優しい、よりゆっくり、より丁寧な』サービスを常に提供できるよう、職員が一丸となり接遇強化・健全経営と更なる発展に向け、職務を全うしたいと考えております。今後とも皆様方には、ご指導・ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げ、施設長就任のご挨拶とさせていただきます。
社会福祉法人 寛寿会
特別養護老人ホーム 海南荘
施設長 森本 直樹