海南荘では法人・施設の事業目標のひとつである『働きやすい環境つくりに向けた取り組み』の一環として、職員間のコミュニケーションツールとなる『インカム』『タブレット』を導入しました。
※今回新しく導入されたインカム
これまで職種間の連絡は内線電話で行っていましたが、『人探し』に時間を取られることが多くありました。また職員間の必要な情報共有にもかなりの時間を要していました。
インカム導入後は「まずはインカムで声掛けて」の考え方が浸透し、活発なやり取りができるようになりました。スタッフからは『離れた場所でも連絡でき、ご利用者の状態が迅速に伝えることができる』『夜勤の時、連絡を取り合える安心感がある』という感想が聞かれます。
海南荘の長い廊下を職員が探し回ることなく、インカムを通してヘルプを求めることができるようになりました。
また、介護記録の時間短縮や業務効率化を図る目的で、タブレット(iPad)も導入しました。今まで紙に書いてパソコン入力する2度手間な記録業務もタブレットを活用することでかなりの時間短縮効果が生まれています。ケア記録を共有しやすく効率化した時間をスタッフがご利用者と関わる時間にしたいと思います。
ちなみに音声入力はスタッフがまだ恥ずかしがっています。
ご利用者の生活記録が一覧化
これらのシステムを導入するにあたって、施設内全館Wi-Fiを通しています。
今後もICT化を進めながら、ご利用者への介護サービスの質の向上や生産性向上を図っていきます。